理学療法士の疑問

【激務】理学療法士の資格は働きながら取れるの?【難しい原因4選】

 

 

こんにちは!現役で理学療法士をしているひよこです🐣

 

 

少なからず、社会人から理学療法士を目指そうとする方もいると思います

 

 

ですが、調べるとハードな道のりが分かって不安になる方もいるでしょう😂

 

 

社会人から理学療法士を目指すって大変?

 

 

理学療法士になるための条件を知りたいな

 

 

って方は、この記事を参考にして下さい!

 

 

この記事では以下の2点について記載しています。

・理学療法士になるための条件

・社会人が理学療法士を目指すブロック

 

 

1つずつ説明しますね!

 

 

理学療法士と比較されやすい職業として柔道整復師があると思います😳

 

2つの資格の共通点・違いをまとめた記事もあるので参考にして下さい🙌

 

 

 

社会人でも理学療法士の資格は取れる?

 

結論から言えば、社会人でも理学療法士の資格は取ることができます

 

まずは理学療法士の資格を取るための概要を確認してみましょう😆

 

 

理学療法士になるための条件

 

理学療法士になる条件は簡単で国家試験を合格してしまえば、もれなくみんな理学療法士です

 

理学療法士の国家試験の受験資格は以下の通りです

 

 

理学療法士国家試験の受験資格を得るためには、文部科学大臣指定の養成校で3年以上学び、決められた課程を修了する必要がある。

 

 

養成校でのカリキュラムをクリアさえしてしまえば国家試験は受験できるようです

 

 

ですが、決して緩い条件ではありません

 

というのは、養成校のカリキュラムが厳しいからです

 

 

医療系の勉強をしたことがある方ならわかると思いますが、専門性が高くて科目も多いので勉強しててもキャパオーバーしやすいんですよね😂

 

 

ひよこ🐣の養成校では定期試験の直前は特に余裕が無いので、同級生全員が血眼で勉強していました

 

 

・280点満点

・合格ラインは168点(6割)

・マークシート形式

 

 

ちなみに国家試験の特徴は⏫ようになっています

 

 

夜間に養成校に通えば資格は取れそう

 

夜間制の養成校も存在しています

 

なので、日中仕事をして夜間に養成校に通えば社会人と並行して理学療法士を目指すことができます

 

 

相当気合を入れなきゃいけなさそうですけどね🫠

 

 

社会人として働き続けるだけでも、ものすごい大変だと思うのですが、加えて夜間に勉強をするのは想像を絶する大変さだと思います

 

 

ひよこ🐣の同僚でPTとして働きながら大学院に通っている方がいました

 

週何回か仕事終わりに院に通っていましたが、やつれた顔で仕事している日が度々ありました😱

 

 

社会人が理学療法士になるブロック

 

少しだけ前述しましたが、社会人が理学療法士になるのは簡単ではありません

 

大きなブロックとなる要素をまとめてみようと思います🙌

 

 

養成校がある地域

 

1つ目のブロックは養成校がある地域です

 

理学療法士になるための養成校は年々増えています

 

 

〇〇リハビリテーション学院、□□学部理学療法学科

 

 

どれも、療法士のための養成校です

 

 

結構耳にすることも多いのではないでしょうか🤔

 

 

昔は少なかった養成校も、今では全国に多く存在し、理学療法士を目指す人の数も増えています。

 

⏬の図は養成校の数の推移です

 

ちょっと情報は古くて、図の現在は2015年になっています

 

 

引用:理学療法士協会の現在

 

 

 

1988年では50に満たなかった養成校も、2015年は250校と5倍まで増えています

 

 

一見、ものすごく養成校が増えて学びやすくなっているように見えますが、夜間制の養成校の数はかなり少ないです

 

なんと関東、関西、中部地方くらいしか夜間の理学療法専攻がないです

 

 

既に社会人の地方民は厳しい選択が迫られそうですね😅

 

 

近くに夜間の養成校がない場合は社会人から理学療法士を目指すのは難しそうですね😓

 

 

実習などでは仕事の長期休暇が必要

 

2つ目のブロックは実習などでは長期休暇が必要です

 

社会人の方だと、養成校は夜間通うことが多いと思います

 

日中仕事をして、夜間は勉強という流れですね🙄

 

 

ところが、そうもいかないことがあります

 

その最たる例が実習です

 

 

国家試験を受けるためには養成校で決められたカリキュラムをクリアしなければなりません

 

国家試験を受けるためには養成校で決められたカリキュラムをクリアしなければなりません

 

 

そのカリキュラムに実習が組み込まれています😂

 

実習は病院やクリニックなど、理学療法士が働く現場で臨床的な理論や技術を学ぶ場になっています

 

 

小学生・中学生でいうところの、社会科見学みたいなイメージですね😆

 

 

・見学実習

・評価実習Ⅰ

・評価実習Ⅱ

・臨床実習×2回

 

 

大体の養成校は⏫のように5回の実習が設定されていることが多いです

 

最後の実習だと2ヶ月ほど続くことも珍しくないです

 

実習中は本業どころではなくなると思うので、どうしても長期休暇が必要になっちゃうんですよね😱

 

 

2ヶ月にもなると、有休じゃ賄えないですよね…😭

 

 

そもそも養成校の勉強が難しい

 

 

3つ目のブロックはそもそも養成校の勉強が難しいです

 

勉強についていけない・ついていくのが難しい理由を挙げていきますね

 

・初めて学ぶことが多すぎる

・専門科目を落とせないので講義をサボれない

・実習が多いし、辛い

・思ってたのと違う

 

 

結論から言うと、ひよこ🐣があげる理由はこの4つです

 

個人的に特にきついのは、初めて学ぶことが多すぎるです!

 

医療系大学の特徴にも挙げた通り、講義内容は専門分野の比重が重いです

 

 

解剖学 生理学 運動学 発達学 病理学 公衆衛生 装具学ect…

 

 

ここに挙げたのは養成校で学んだ講義の一部です🎓

 

どれも、高校まではまず学ぶことのない科目だと思います

 

どんな分野でも専門科目はゼロからのスタートなりますが、ゼロから学ぶ専門科目が多すぎるのが大変な要因の一つです😂

 

 

ひよこ🐣は遊び・バイトにキャパを割き過ぎたせいで、いっぱい赤点をとってしまいました😱

 

 

ひよこ🐣の養成校には全力で定期試験の対策をしても一定数は留年しちゃう方がいました

 

 

本業をこなしながら学ぶには、少々ボリューミーな内容かもですね😅

 

 

学費が高え

 

学費はどの養成校で学ぶかで変わります

 

 

・国公立大学:1年で約53万円 → 4年で212万円

・私立大学:1年で約124万円 → 4年で496万円

・専門大学:1年で約120万円 → 3年で360万円

 

 

ざっくりした学費ですが、⏫のようになっています

 

 

やはり、国公立大学は安いですね🤔

 

 

ですが、国公立大学だと入学のための偏差値が爆上がりします

 

私立大学であれば偏差値40〜50で入学を目指せますが、国公立大学なら偏差値50後半〜60が求められます

 

有名な大学として、京都大学にも人間健康科学学科から理学療法士を目指せますが、京都大学の偏差値は65~75とされています🤓

 

 

ひよこ🐣なら京都大学に入れる頭があれば理学療法士は目指しませんが…😂

 

 

そして、夜間に通うなら養成校は専門学校になります

 

働きながら年100万円以上捻出するのはお財布的にしんどいですよね😭

 

 

 

  • この記事を書いた人

hiyoko@pt2

現役の理学療法士です ポンコツ理学療法士が1人前になるために勉強したことを発信します ◉分かりにくい脳血管疾患のあれこれ ◉転職・勉強会のすすめ 「教科書には書いていない嚙み砕いた知識」を発信します

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