こんにちは!現役で理学療法士をしているひよこです🐣
理学療法士は飽和状態と言われるほど増えています
ですが、まだ理学療法士に需要はあるのでしょうか?
需要がないのであれば、これから理学療法士を目指そうと思う方はなかなかいないと思います😂
って気になる方は、この記事を参考にして下さい!
この記事では以下の3点について記載しています。
・理学療法士は需要がある?
・需要がないと言われる理由
・AIとの兼ね合い
数が激増している理学療法士なので、差別化も大事になります😌
何か1つ強みがあると、市場で重宝されるかもしれません
変化を求めている方へ向けて、理学療法士向けの資格についてまとめた記事もあるので参考にして下さい🙌
レバウェルリハビリはリハビリ職向けの転職サービスです。![]()
ココに注意
・電話の時間が悪い
・アドバイザーからの返信が遅い
ココがおすすめ
・無料で学生のうちから登録できる
・給与交渉や勤務時間のご相談もしっかりサポートしてもらえる
・医療・介護系に特化したサービスなので「非公開求人」が非常に豊富
理学療法士に需要はある?
理学療法士には本当に需要があるのでしょうか?
ひよこ🐣が理学療法士の現状を踏まえて、需要についてまとめてみようと思います
ざっくりですが、ニュアンスが伝わると嬉しいです👍
リハビリ市場の規模拡大
ここからは理学療法士に需要があるという根拠をまとめていこうと思います👍
1つ目の理由は世界の理学療法リハビリテーション市場規模、2033年に8兆円へ加速です!
理学療法リハビリテーション市場の急成長が注目されている。
Market.usの調査によると、2023年の市場規模は254億米ドル(約3.8兆円)に達し、今後10年間で7.6%の年平均成長率(CAGR)で拡大し、2033年には528億米ドル(約8兆円)に到達すると予測している。
引用:https://www.pt-ot-st.net/index.php/topics/detail/1689
日本では理学療法士が飽和状態と言われていますが世界単位では急成長しているようです
その中でも1番アツい市場がアジア圏とされていて、今後世界で最も成長する市場だと期待されています
やはり、アジア圏でも高齢化や慢性疾患の増加に伴い、リハビリテーション市場が急成長しているようです
中でも、日本でのリハビリテーション市場としてはウェアラブルデバイスや遠隔リハビリ支援システムが投入されています
それらの最新技術により、患者さまの回復の効率化・スタッフの負担軽減が期待されています
(ウェアラブルデバイスは身につけて使用することを前提に設計された電子機器のことです、スマートウォッチ・スマートリングなどですね☺️)
地域での需要
2つ目の理由は地域での需要です!
⏬は2024年3月時点の都道府県別の理学療法士協会会員数です
(退会している方も多いと思うので、実際はもう少し多いと思われます)
・東京都:10,628人
・北海道:7,293人
・秋田県:812人
・愛知県:7,156人
・香川県:1,323人
・沖縄県:1,902人
一部ですが、都道府県間の人数はかなり偏りがありそうですね😂
ちなみにですが、1番数が多いのが東京都、1番少ないのが秋田県でした
単純計算だと、東京には秋田の13倍の理学療法士がいる計算になります
さらに県庁所在地に人は集まるはずなので、県の中でも地方だと人手不足はさらに顕著かもしれませんね😅
一般的に稼げる職業・商売はこんな特徴があると思います
・需要が供給より多い
・特別なスキルが必要
・商売の単価が高い
働く地域を選ぶことで⏫のような特徴を満たしやすくなるかもです🤔
(後述しますが、特徴を満たしたからといって給料が上がるとは言い切れませんが…😱)
分野での偏り
3つ目の理由が分野での偏りがあることです
理学療法士は働く領域で偏りがかなり大きいです
令和3年の時点で理学療法士の数は192,327人とされています
引用:https://www.pt-ot-st.net/index.php/topics/detail/656
そのうち病院で働く理学療法士は、約半数だとされています
一方、介護保険分野で働く理学療法士は約1万人です
介護保険分野とは🤔
・介護認定を受けている方が対象となります
・疾患や日数の制限がないのが特徴です
・介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、デイサービス、訪問看護ステーションなどでのリハビリが該当します
つまり、理学療法士全体の50%が病院で働いているのに対して、介護保険分野では全体の5%程度しか理学療法士が働いていないわけですね
なので、分野や領域によってはマンパワーが足りなくなっていると考えられます🙄
需要に対する懸念点
需要がある要素を説明したので次は理学療法士にとって逆風の説明をしていこうと思います
理学療法士は飽和状態
理学療法士の人数は、2023年時点では192,327人です。
平成19年から平成29年の10年間で理学療法士は258%増えています
10年で有資格者が3倍になる職業はそう多くないと思います🤔

なので、一部では理学療法士は飽和状態と言われています
実際、需要と供給は2026年ごろに逆転すると言われており、理学療法士が供給過多になると懸念されています
スキルは一朝一夕で身につくものではないですし、身につけるにはお金も相当かかってしまいます
理学療法士が激増する中で需要を満たすためには、自分の働く分野や地域を考え直すのが手っ取り早く出来る生存戦略だと思います!
病院の赤字経営
2つ目の懸念点は病院の赤字経営です
理学療法士の約6割は病院で勤務しているとされています
ところが、2024年には赤字病院が6~7割に達するとされています
原因はいくつかあるようで、【物価・人件費の上昇に対して診療報酬の上昇が伴っていない】など、病院の努力だけでは改善が難しそうな問題も挙げられているようです🤔
働く場の経営が怪しいと冗談ではなく、⏫のようになってしまう可能性があります
・給料の未払い
・基本給のカット
・ボーナスの減額
どれも実際にひよこ🐣の周りであった理学療法士の話です😭
理学療法士が働く土壌から不安定になっているのかもしれません
レバウェルリハビリはリハビリ職向けの転職サービスです。![]()
ココに注意
・電話の時間が悪い
・アドバイザーからの返信が遅い
ココがおすすめ
・無料で学生のうちから登録できる
・給与交渉や勤務時間のご相談もしっかりサポートしてもらえる
・医療・介護系に特化したサービスなので「非公開求人」が非常に豊富
AIに仕事はとられる?
AIが発展すると、単純作業やデータ処理など、AIがより得意な仕事は人間から奪われる可能性があります。具体的には、事務職、カスタマーサポート、レジ業務、運転手などが挙げられます。
Google AI先生は⏫のようにAIに盗られる仕事を説明してくれています
・触診ではAIに負けようがない
・ハンドリングはAIにできない
・現状の機械の動作分析の質
・理学療法は接客業
⏫のようなポイントはAIには真似できない理学療法士の強みだと思います
逆に、心臓リハビリテーションのようにバイタルと運動量を管理しながら介入する場合は、AIと共存することになるかもしれません
ひよこ🐣は一度ウェルウォークという機器を使ったことがあります
ウェルウォークに姿勢を分析して問題点を抽出するモードがあったのですが、正直精度は眉唾ものでした
これからの発展で理学療法にAIを組み込みながら共存できるといいですね🙌



