理学療法士の疑問

【2025年版】理学療法士の需要は本当にあるの?これからも求められる理由3選

 

 

こんにちは!現役で理学療法士をしているひよこです🐣

 

 

理学療法士ってまだ需要があるの?

 

 

理学療法士は飽和状態と言われるほど増えています

 

ですが、まだ理学療法士に需要はあるのでしょうか?

 

需要がないならこれから理学療法士を目指そうと思う方はなかなかいないと思います😂

 

 

理学療法士って需要過多なの?

 

 

AIに仕事を取られたりしない?

 

 

って気になる方は、この記事を参考にして下さい!

 

 

この記事では以下の3点について記載しています。

・理学療法士は需要がある?

・需要がないと言われる理由

・AIとの兼ね合い

 

 

1つずつ説明しますね!

 

 

数が激増している理学療法士なので、差別化も大事になります😌

 

また、働き方も一定になりやすいのがしんどいところだと思います🫠

 

変化を求めている方へ向けて資格についてまとめた記事もあるので参考にして下さい🙌

 

 

 

理学療法士に需要はある?

 

理学療法士には本当に需要があるのでしょうか?

 

ひよこ🐣が理学療法士の現状を踏まえて、需要についてまとめてみようと思います

 

ざっくりですが、ニュアンスが伝わると嬉しいです👍

 

 

ちなみにですが、ひよこ🐣は理学療法士の需要はまだまだあると思っています

 

 

リハビリ市場の規模拡大

 

ここからは理学療法士に需要があるという根拠をまとめていこうと思います👍

 

1つ目の理由は世界の理学療法リハビリテーション市場規模、2033年に8兆円へ加速です!

 

 

理学療法リハビリテーション市場の急成長が注目されている。

Market.usの調査によると、2023年の市場規模は254億米ドル(約3.8兆円)に達し、今後10年間で7.6%の年平均成長率(CAGR)で拡大し、2033年には528億米ドル(約8兆円)に到達すると予測している。

引用:https://www.pt-ot-st.net/index.php/topics/detail/1689

 

 

日本では理学療法士が飽和状態と言われていますが世界単位では急成長しているようです

 

 

 

 

その中でも1番アツい市場がアジア圏とされていて、今後世界で最も成長する市場だと期待されています

 

やはり、アジア圏でも高齢化や慢性疾患の増加に伴い、リハビリテーション市場が急成長しているようです

 

 

中でも、日本でのリハビリテーション市場としてはウェアラブルデバイスや遠隔リハビリ支援システムが投入されています

 

それらの最新技術により、患者さまの回復の効率化・スタッフの負担軽減が期待されています

 

(ウェアラブルデバイスは身につけて使用することを前提に設計された電子機器のことです、スマートウォッチ・スマートリングなどですね☺️)

 

 

普段の臨床だけではイメージしにくいですが、リハビリ市場は拡大中のようです!

 

 

地域での需要

 

2つ目の理由は地域での需要です!

 

 

⏬は2024年3月時点の都道府県別の理学療法士協会会員数です

 

(退会している方も多いと思うので、実際はもう少し多いと思われます)

 

 

・東京都:10,628人

・北海道:7,293人

・秋田県:812人

・愛知県:7,156人

・香川県:1,323人

・沖縄県:1,902人

 

 

一部ですが、都道府県間の人数はかなり偏りがありそうですね😂

 

ちなみにですが、1番数が多いのが東京都、1番少ないのが秋田県でした

 

単純計算だと、東京には秋田の13倍の理学療法士がいる計算になります

 

さらに県庁所在地に人は集まるはずなので、地方の人手不足は容易に想像がつきますね😅

 

 

地方はまだまだ理学療法士が少ないかもしれません😳

 

 

 

 

分野での偏り

 

3つ目の理由が分野での偏りがあることです

 

理学療法士は働く領域で偏りがかなり大きいです

 

 

令和3年の時点で理学療法士の数は192,327人とされています

引用:https://www.pt-ot-st.net/index.php/topics/detail/656

 

 

そのうち病院で働く理学療法士は、約半数だとされています

 

一方、介護保険分野で働く理学療法士は約1万人です

 

 

介護保険分野とは🤔

・介護認定を受けている方が対象となります

・疾患や日数の制限がないのが特徴です

・介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、デイサービス、訪問看護ステーションなどでのリハビリが該当します

 

 

つまり、理学療法士全体の50%が病院で働いているのに対して、介護保険分野では全体の5%程度しか理学療法士が働いていないわけですね

 

なので、分野や領域によってはマンパワーが足りなくなっていると考えられます🙄

 

 

逆に病院ではマンパワーが足りているところもあるのかもしれないですね😌

 

 

 

 

需要に対する懸念点

 

 

需要がある要素を説明したので次は理学療法士にとって逆風の説明をしていこうと思います

 

 

先に内容を言ってしまうと、理学療法士が激増していて飽和状態と言われていることです🙄

 

 

理学療法士の人数は、2023年時点では192,327人です。

 

平成19年から平成29年の10年間で理学療法士は258%増えています

 

10年で有資格者が3倍になる職業はそう多くないと思います🤔

 

 

 

 

驚異的な増え方ですね😅

 

 

なので、一部では理学療法士は飽和状態と言われています

 

実際、需要と供給は2026年ごろに逆転すると言われており、理学療法士が供給過多になると懸念されています

 

 

市場は拡大しているけど、同時に理学療法士自体の数もかなり増えているみたいです

 

 

スキルは一朝一夕で身につくものではないですし、身につけるにはお金も相当かかってしまいます

 

理学療法士が激増する中で需要を満たすためには、自分の働く分野や地域を考え直すのが手っ取り早く出来る生存戦略だと思います!

 

 

AIに仕事はとられる?

 

 

AIが発展すると、単純作業やデータ処理など、AIがより得意な仕事は人間から奪われる可能性があります。具体的には、事務職、カスタマーサポート、レジ業務、運転手などが挙げられます。

 

 

Google AI先生は⏫のようにAIに盗られる仕事を説明してくれています

 

 

でも、個人的に理学療法士はAIに盗られる仕事ではないと思っています

 

 

・触診ではAIに負けようがない

・ハンドリングはAIにできない

・現状の機械の動作分析の質

・理学療法は接客業

 

 

⏫のようなポイントはAIには真似できない理学療法士の強みだと思います

 

逆に、心臓リハビリテーションのようにバイタルと運動量を管理しながら介入する場合は、AIと共存することになるかもしれません

 

 

ひよこ🐣は一度ウェルウォークという機器を使ったことがあります

 

ウェルウォークに姿勢を分析して問題点を抽出するモードがあったのですが、正直精度は眉唾ものでした

 

これからの発展で理学療法にAIを組み込みながら共存できるといいですね🙌

 

 

  • この記事を書いた人

hiyoko@pt2

現役の理学療法士です ポンコツ理学療法士が1人前になるために勉強したことを発信します ◉分かりにくい脳血管疾患のあれこれ ◉転職・勉強会のすすめ 「教科書には書いていない嚙み砕いた知識」を発信します

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