理学療法士の疑問

【現役療法士が解説】理学療法士とはどんな仕事?【現場の考えもしっかり紹介】

 

こんにちは!現役で理学療法士をしているひよこです🐣

 

理学療法士を目指す方だと理学療法士の仕事がどんなものか気になるところだと思います

 

 

理学療法士の仕事ってどんな感じなの?

 

 

給料などの待遇はどうなっているの?

 

 

って気になる方は、ぜひ記事を参考にしてください!

 

今後、進路を決める際のヒントになるかもしれません🙌

 

 

この記事では以下の3点について記載しています。

・理学療法士とはなに?

・理学療法士になるには?

・今後の課題は?

 

 

1つずつ説明しますね!

 

 

理学療法士と類似している職業に柔道整復師があります🙄

 

学生ひよこ🐣は見分けがついていませんでしたが、ぜひ⏬の記事も参考にして下さい🙌

 

 

 

理学療法士とは

 

まずは理学療法士とはどんな仕事かをおさらいしてみましょう🙌

 

改めて確認するのもいい機会かもしれません🤔

 

 

この記事より 詳しく知りたい方は日本理学療法士協会のサイト⏬をご覧ください

 

日本理学療法士協会:https://www.japanpt.or.jp/about_pt/therapist/

 

 

何のために働くの?

 

リハビリの対象者が基本動作(寝返り、起きる、立つ、歩く)を、また出来るように手助けをする(現場によってはスポーツ動作)

 

 

ここに尽きるといっていいでしょう😆

 

 

リハビリテーションの語源はre(再び)+habilis(適した)となっているみたいです

 

「再び適した状態になること」「あるべき状態への回復」というのがリハビリの意味になるようです

 

 

ラテン語が起源みたいですね🤔

 

 

何をするの?

 

基本動作や歩きができるように動く、電気をかける、温めるなどの手段を使います

 

動くと言っても、ただ筋トレするだけでなく、なぜ動けないかを突き詰めて筋骨格にアプローチします

 

 

そこが、トレーナーさんやマッサージ屋さんとは違う点ですかね🤔

 

 

理学療法は色んな考え方や徒手療法が存在しますが、答えが決まっていないのが大きな特徴です

 

問題となる身体機能に対して、どんなアプローチをするかは理学療法士次第という自由度の高さが魅力の1つだと思います😆

 

 

「動きやすくなったよ!」なんて言葉は何度聞いても嬉しいですよね🥳

 

 

どこで働くの?

 

理学療法士はどこで働いているのでしょう?

 

 

・病院

・自宅へ訪問してリハビリ

・クリニックなどスポーツ現場

・学校

 

 

病院だけでなく、多岐にわたって活躍する現場があります😀

 

 

最近だと耳鼻科で働いている理学療法士も存在しているみたいです😳

 

 

ここ数年で、グッと数を増やしている理学療法士ですが、それでも人手不足と言われることもあります

 

それは、耳鼻科・放課後デイなど、本当にいろいろな場所で働く機会が増えているからでしょう

 

 

 

 

どうやって理学療法士になるの?

 

次は理学療法士になる方法をおさらいしておきましょう!

 

ユーキャンなどでお手軽に取れる資格じゃないのが大変なポイントですね😌

 

 

(ユーキャンはユーキャンで活用法が多いんですけどね😆)

 

 

 

 

理学療法士になるには

 

理学療法士になる条件は簡単で国家試験を合格してしまえば、もれなくみんな理学療法士です

 

理学療法士の国家試験の受験資格は以下の通りです

 

 

理学療法士国家試験の受験資格を得るためには、文部科学大臣指定の養成校で3年以上学び、決められた課程を修了する必要がある。

 

 

養成校でのカリキュラムをクリアさえしてしまえば国家試験は受験できるようです

 

ですが、決して緩い条件ではありません

 

というのは、養成校のカリキュラムが厳しいからです

 

 

医療系の勉強をしたことがある方ならわかると思いますが、専門性が高くて科目も多いので勉強しててもキャパオーバーしやすいんですよね😂

 

 

ひよこ🐣の養成校では定期試験の直前は特に余裕が無いので、同級生全員が血眼で勉強していました

 

 

・280点満点

・合格ラインは168点(6割)

・マークシート形式

 

 

ちなみに国家試験の特徴は⏫ようになっています

 

多少の振れ幅はありますが、国家試験の合格率は毎年8割ほどです

 

 

なので個人的には、国家試験よりも養成校のカリキュラムの方が高い壁な気がしています😂

 

 

他の資格との違い

 

リハビリ職には理学療法士の他に作業療法士と言語聴覚士があります

 

ざっくり違いをおさらいしておきましょう!

 

 

共通点

・職場での待遇は同じことが多い

・養成校で3年以上のカリキュラムをクリアしないといけない

 

 

年収などはあまり変わらないことが多いです

 

というのも、資格手当が変わらないからですね😗

 

ひよこ🐣は何度か転職していますが、リハビリ職内で資格手当に差がある職場を見たことがありません

 

 

違う点

・専門分野が異なる

・働く場の選択肢が微妙に異なる

 

 

違う点としては専門分野が異なることです

 

 

・作業療法士:精神領域に関われる

・言語聴覚士:顔面・口腔・嚥下・言語機能

 

 

どちらもPTが養成校で学ぶことのない領域です

 

なので、働く場の選択肢も変わってきます

 

 

・作業療法士:精神病院

・言語聴覚士:口腔外科、形成外科

 

 

⏫のように理学療法士では働くことのない場所で勤務する選択肢もあるみたいです😳

 

 

金銭面はどうなってる?

 

働くとなれば、金銭面は重要な問題です

 

金銭面の情報もしっかりチェックしておきましょう👍

 

 

理学療法士の年収

 

 

 

 

理学療法士の平均年収:430万円

引用:厚生労働省調べ  https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/167

 

 

理学療法士って意外と給料いっぱい貰えてるね!

 

 

これをみて、そんなことを思う方は中々いないでしょう😅

 

見た通り、理学療法士は一般的なサラリーマンより給与が低いと考えていいでしょう

 

 

 

引用:みんなの貯金額はいくら?気になる年代別の貯蓄額を公開!

 

ちなみに⏫が年代別の貯蓄額(平均・中央値)です💸

 

 

年代別の差はありますが、平均より給料が低い理学療法士は中央値より貯蓄額はやや下だと思っていいかもしれません😭

 

 

 

 

高年収の職場

 

理学療法士が高収入を得るなら職場選びをしっかりする必要があります

 

ピックアップするなら、訪問看護でのリハビリは比較的高収入だと思います

 

 

⏬はPT-OT-ST.NETで行われたアンケートです

 

アンケートの内容は訪問リハビリで勤めている療法士の平均年収の調査です

 

 

・400万円以下:49%

・400万円以上:14%

・450万円以上:5%

・500万円以上:14%

・600万円以上:17%

 

 

前述した、理学療法士の平均年収よりたくさん貰えるかもしれません

 

あと、現場の温度感で言うと理学療法士の平均年収430万円はずいぶん高く感じます

 

 

一部の高年収な職場や管理職に引き上げられている気がします

 

ちなみに、病院だと年収600万円は部長や技師長など、職場のリハビリ職のトップだけが可能な数字です

 

 

それが訪問リハビリだと17%もいることが驚きです😳

 

 

働く場次第で年収UPのチャンスはありそうですね!

 

 

 

年収UPを目指すには

 

理学療法士の年収は、働く病院・施設の概要で大きく変わってきます

 

ざっくり、介護保険分野か医療保険制度か、どっちで働くかでも変化があります

 

本題ではないので、それぞれの保険制度の説明は省きますが、月給の違いは⏬の通りです

 

 

理学療法士の平均月収:30万円

介護保険分野の理学療法士の平均月収:35.4万円

 

 

働く分野の違いだけで、かなり月給の差がありますね🙄

 

 

さらに経験上の話をすると、グループか個人病院か、経営方針、収益でも給料は変わります

 

これに関しては職場の色に大きく左右されるので知り合いの職員がいると情報収集が手取り早いです

 

 

・ボーナスで100万円以上もらえる

・年500円しか昇給しない

・毎日朝6時出勤、21時まで残業(残業代は出ない)

 

 

⏫は3つとも実在する職場の話です

 

 

給料・働き方に天地の差がありますよね😱

 

 

20代ひよこ🐣なら1番上なら給与面で転職を考えないでしょうが、2つ目なら2,3年で見切りをつけるでしょう。3つ目なら1〜2ヶ月でやめます😭

 

 

分野や職場の方針を踏まえてどこで働くか決めたいですね

 

 

 

 

理学療法士の課題

 

最後に理学療法士の課題について確認しておきましょう!

 

 

これからの問題

 

これからの理学療法士の課題を紹介します!

 

一番の課題は将来の待遇に期待できないことですね😭

 

昔は少数だった理学療法士も養成校が増えることで毎年右肩上がりに数が増えています

 

 

令和3年時点での理学療法士数は、合計192,327人となっています。

10年前の2011年(平成23年度)は、90,710人だった人数が、10年で10万人増えている背景や、同じリハビリ専門職の作業療法士に比べても約2倍の人数がいることから、

理学療法士は飽和状態ではないかという声もあるかと思います。

引用:関西福祉科学大学

 

 

昔は少数でしたが、本当にセラピストの人数は右肩上がりです⤴︎

 

一般的に稼げる職業・商売はこんな特徴があると思います

 

 

・需要が供給より多い

・特別なスキルが必要

・商売の単価が高い

 

 

理学療法士は人数が飽和していて、これから待遇が良くなるとは考えにくいですね😱

 

 

 

やっぱり金銭面が問題

 

理学療法士として働き続けるなら金銭面の問題は切って外せません

 

 

なんやかんやで給料の低い職場の離職率は高い気がするんですよね😂

 

 

新人のときだと気になりませんが、仕事に慣れてくると金銭面のことが気になっちゃいます💰

 

 

どんどんリハビリは算定しにくくなっていて、前述した通り理学療法士の待遇改善は期待しにくいです😭

 

ここでお話ししたいのは「2足目の草鞋を用意した方がいいかも」って内容です

 

 

 

待遇改善、昇給による生活レベルの向上は正直絶望的です😱

 

なので、もし年収UPを目指すのであれば副業に手をつけるしかありません

 

 

副業禁止の職場も多いと思うので、バレにくいものをピックアップするとこんな感じだと思います🙌

 

 

・Webライター

・ブログ

・せどり

・SNS運用

 

 

これらが当てはまると思います

 

これらは副業バレしにくい、月数万円の利益が出せるポテンシャルがある、と言ったメリットがあります

 

ひよこ🐣もまだまだブログ初心者なので、生活が楽になるレベルでは稼げていません

(この記事書いている時点で月の収益はうまい棒1000本程度です🤔)

 

 

時間をかけていくことでどうなるか、今後報告できると嬉しいです🤭

 

 

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  • この記事を書いた人

hiyoko@pt2

現役の理学療法士です ポンコツ理学療法士が1人前になるために勉強したことを発信します ◉分かりにくい脳血管疾患のあれこれ ◉転職・勉強会のすすめ 「教科書には書いていない嚙み砕いた知識」を発信します

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