こんにちは!現役で理学療法士をしているひよこです🐣
理学療法士として働き続けるのであれば直近のリハビリ関連のニュースは知っておいて損はないと思います
ニュースを知って始めて知る実情もあると思います😂

なんて発見につながるかもしれないので、ぜひひよこ🐣がまとめたニュースを参考にして下さい!
この記事では以下の2点について記載しています。
・2025年2月までのニュース
・ニュースを見てひよこ🐣が思うこと

面接用に理学療法士に関わるニュースをまとめた記事もあるので、ぜひ参考にしてください🙌
2025年2月までのニュース
早速、ひよこ🐣が気になるニュースを紹介しようと思います!
ニュースは2025年2月前半までのものをまとめています
今後、期間を空けてニュースをまとめた記事を作ろうと思います
ちょっとずつ一緒に業界の流れについて詳しくなりましょう🙌
令和7年度予算編成大綱に「リハビリテーション」を明記
1つ目は令和7年度予算編成大綱に「リハビリテーション」を明記です!
生涯活躍社会の実現に向け、健康づくり・予防・重症化予防を推進するとともに、女性の健康支援、認知症施策に総合的かつ計画的に取り組む。
がん・肝炎・難病などの各種疾病対策、歯科保健医療・リハビリテーション・栄養対策などを推進する。
また、機能性表示食品等に係る健康被害への対応に取り組む。
引用:https://storage2.jimin.jp/pdf/news/policy/yosan_2025.pdf
ドラッグロスや医療・介護サービス、マイナ保険証に続いて⏫の文章が記載されていました
リハビリテーションがこれから必要な分野と認識して頂くことで業界の追い風になるといいんですが…
紹介した令和7年の予算編成大綱には令和6年11月に理学療法士協会から要望が提出されていました
引用:https://www.japanpt.or.jp/info/asset/pdf/r6_1121_youbousho_c.pdf
予算案はPDF14枚分のボリューミーな内容でした
ですが、今回ひよこ🐣がピックアップしたいのは以下の3つです!
・他の医療職と比較し、給与が伸びていないリハ職種の給与引き上げ
・急性期のリハビリテーションの充実、人員配置
・リハビリテーション専門職の副業・兼業を実施している施設への税制優遇
結局、令和6年から開始されたベースアップも3割ほどの病院でしか導入されていないようです
施設や介護事業ではベースアップの導入は1割程度とされています

再び給与UPのチャンスがあると嬉しいものです😌
また、急性期でのリハビリも注目されています
要望を出した理学療法士協会は急性期でのリハビリテーションの量が不十分という認識のようです
今後、急性期で働ける理学療法士が求められるかもしれないですね😆
最後が印象的なのですが、理学療法士協会は副業・兼業の推進をしているみたいです🤔
病院では副業禁止のところも多く、隠れて副業をしている理学療法士も多いと思います
企業への税制優遇がされるのなら副業のあり方が変わっていくかもしれません
世界の理学療法リハビリテーション市場規模、2033年に8兆円へ加速
2つ目のニュースは世界の理学療法リハビリテーション市場規模、2033年に8兆円へ加速です!
理学療法リハビリテーション市場の急成長が注目されている。
Market.usの調査によると、2023年の市場規模は254億米ドル(約3.8兆円)に達し、今後10年間で7.6%の年平均成長率(CAGR)で拡大し、2033年には528億米ドル(約8兆円)に到達すると予測している。
引用:https://www.pt-ot-st.net/index.php/topics/detail/1689
日本では理学療法士が飽和状態と言われていますが世界単位では急成長しているようです
その中でも1番アツい市場がアジア圏とされていて、今後世界で最も成長する市場だと期待されています
やはり、アジア圏でも高齢化や慢性疾患の増加に伴い、リハビリテーション市場が急成長しているようです
中でも、日本でのリハビリテーション市場としてはウェアラブルデバイスや遠隔リハビリ支援システムが投入されています
それらの最新技術により、患者さまの回復の効率化・スタッフの負担軽減が期待されています
(ウェアラブルデバイスは身につけて使用することを前提に設計された電子機器のことです、スマートウォッチ・スマートリングなどですね☺️)
普段の臨床だけではイメージしにくいですが、リハビリ市場は拡大中のようです!
セラピストの新たなキャリア ー 産業保健領域の話 ー
3つ目のニュースはセラピストの新たなキャリア(産業保健領域)です!
厚生労働省は、第14次労働災害防止計画の重点対策の中で、作業行動に起因する労働災害や高年齢労働者の労働災害対策の推進を掲げており、姿勢・動作の分析や高齢者の身体・精神的特徴に関する知見を持ったセラピストは、今まさに活躍が求められています。
引用:https://www.pt-ot-st.net/index.php/topics/detail/1695
なんか難しいこと書いてありますが要約すると、厚生労働省は労災の予防・対策をしているみたいです
その活動に療法士の力も役に立ちそうと期待されているようです
知っての通り、日本は定年を過ぎた高齢者でも働き続ける社会になっています
・雇用者全体の20%は60歳以上
・60歳以上の死傷者の割合は約30%
⏫のような状況なので高齢者の労災対策が課題と言えるでしょう
・第1位:転倒
・第2位:動作の反動・無理な動作
労災の原因ランキングの上位は⏫のようになっているようです
なんだか一気に理学療法士の専門分野な感じがしてきましたね😅

企業のメンタルヘルス対策にセラピストは貢献できるか?
4つ目のニュースは企業のメンタルヘルス対策にセラピストは貢献できるかです!
厚生労働省の「厚生労働省 産業保健の現状と課題に関する資料」によると、精神障害の労災請求件数、認定件数ともに年々増加傾向であり、多くの企業でメンタルヘルス対策は課題になっています。
引用:https://www.pt-ot-st.net/index.php/topics/detail/1685
精神障害による労災認定は年々増加傾向のようです
2015年に施行された労働安全衛生法によって、従業員が50人以上の事業場では年1回のストレスチェックが義務付けられました
ストレスチェックで高ストレスと診断された方は身体的な負担を抱えている方が多いという結果がわかっています
でもストレスに関してはメンタルの件より、身体的な負担で相談をされる方が多いようです
そこで、身体的な負担から介入を始めてメンタルヘルスができないか?という話です
正直、ひよこ🐣には精神分野の知識は全くありません
ですが精神科専門の病院でも廃用症候群に対して介入を行う理学療法士が増えてきているようです

産後ケアの事業実施者に「理学療法士」を明記【こども家庭庁】
5つ目のニュースは産後ケアの事業実施者に「理学療法士」を明記です!
2024年10月30日、こども家庭庁により改定された「産前・産後サポート事業ガイドライン及び産後ケア事業ガイドライン」にて、産後ケア事業の実施担当者として「理学療法士」が明記された。
・母親がセルフケアをできるようになる
・母子が愛着形成をできるようにする
産後ケア事業とは母親の身体と心の安定を促進し、⏫の2つをできるように支援することが目的です☺️
理学療法士の役割としては【産後の運動器症状等に対する支援の充実】が求められています🫡
・妊娠で腹直筋が15cmほど伸ばされる
・出産で仙腸関節が捻挫
・骨盤底筋郡のダメージ+腹直筋の伸長で臓器下垂
⏫は妊娠・出産で起きるダメージの一部です
サラッと書きましたが、もの凄いダメージになりそうですよね😂

理学療法士の活躍の場が増えているのは嬉しいですね😆
今後、理学療法士が産後ケアにいい関わりができたってニュースが楽しみです🙌