理学療法士の疑問

【共通点が多い?】理学療法士と柔道整復師の違いは?【現役療法士が解説】

 

こんにちは!現役で理学療法士をしているひよこです🐣

 

理学療法士と比較的似ている職業として柔道整復師があります

 

 

比べたら結構違うんだけどね🙃

 

 

今回は2つの資格の違い、共通点についてまとめていきますね🙌

 

 

理学療法士と柔道整復師の違いって何?

 

どっちの資格を取ればいい?

 

 

って気になる方は、ぜひ記事を読んでください!

 

進路に悩む学生さん向けの記事にしようと思います👍

 

 

この記事では以下の3点について記載しています。

 

・2つの資格の違い

・2つの資格の共通点

・ひよこ🐣の考え

 

 

1つずつ説明しますね!

 

 

理学療法士を定年まで続けるのに不安がある方もいると思います🙌

 

在宅ワークなど、色んな働き方も検討したい方は以下の記事も参考にして下さい👍

 

 

 

2つの資格の違いは?

 

早速ですが、資格の違いを確認していきましょう!

 

ちなみに、学生ひよこ🐣はあんまり違いをわかっていませんでした😅

 

 

疾患の違い

 

1つ目は対応する疾患の違いです

 

 

柔道整復師:外傷など怪我・痛みへの治療がメイン

理学療法士:運動器疾患だけでなく内科・脳血管・心疾患など幅広い

 

 

ざっと⏫のような違いがあります

 

 

理学療法士は色んな疾患に対してリハビリを行うのに対して、柔道整復師は怪我・痛みに対しての治療がメインです

 

この辺りは好き好みかなって気がします

 

 

ひよこ🐣は総合病院に勤めたことがあるけど、色んな疾患の勉強をするのは結構大変だったよ😇

 

 

ですが、そこから転職して興味のある分野に絞って勉強することができました👏

 

 

逆に柔道整復師は最初から痛み・怪我に対応することが決まっています

 

理学療法士より分野が絞られているので、より専門的な知識をつけたスペシャリストを目指せるかもです🤔

 

 

できること

 

できることも理学療法士と柔道整復師では違ってきます

 

 

・怪我をする

・怪我の評価

・怪我の処置、治療

・復帰のためのリハビリ

・完治

 

 

怪我をしてから治るまでの過程は⏫のような感じでしょう

 

 

理学療法士の場合だと、怪我の評価、処置、治療までは医師・看護師の仕事です

 

柔道整復師だと評価・処置、リハビリまで全部対応することになります

 

 

ただ、柔道整復師でも骨折や脱臼の応急処置はできますが、継続的な治療は医師の同意が必要です

 

 

応急処置は許可されているので、脱臼の整復をすることもあるようです

 

逆に、理学療法士は処置ではなくリハビリに専念できるというメリットもあるでしょう👍

 

 

開業圏の有無

 

2つ目は開業権の有無です!

 

 

理学療法士:開業権なし

柔道整復師:開業権あり

 

 

結論を言ってしまえば⏫の通りです🙄

 

柔道整復師には開業権があります

 

なので、自分で整骨院などを開業して個人事業主として働くことができます💪

 

 

対して、理学療法士には開業権はありません

 

なので、理学療法士として整体院やサロンを開業することはできません😑

 

 

理学療法士が独立したくなったらどうすればいいの?

 

 

って気になる方も多いでしょう

 

答えは簡単です

 

 

理学療法士を辞めて、元理学療法士としてサロンや整体院を開業すればいいです

 

 

理学療法は医師の指示の元でしか提供できません

 

なので、独立開業するなら理学療法は提供出来ないんですよね😯

 

整体院やサロンなら特別な資格がなくても開業することが出来ます

 

 

元理学療法士が治療をする整体院orサロンとして開業するのがいいでしょう🙌

 

 

医師との関わり

 

4つ目は医師との関わりです!

 

 

柔道整復師:自身の判断で治療ができる

理学療法士:医師の判断のもとリハビリを行う

 

 

こんな差があります🤓

 

 

理学療法士は医師がリハビリのオーダーを出すから理学療法をすることができます

 

 

この患者さまリハビリした方がいいんじゃね?

明日からやるか!

 

 

とはできないんですよね🫠

 

 

どこかでワンクッション医師を挟まないといけません

 

 

対して、柔道整復師は自分の判断で治療を始めることができます✋

 

だからと言って柔道整復師の方がフッ軽に動けるかというとそんなこともないと思います

 

 

柔道整復師は、医師の同意を得た場合のほか、脱臼又は骨折の患部に施術をしてはならない。ただし、応急手当てをする場合は、この限りでない。

 

 

柔道整復師法17条で⏫のように決められています

 

迂闊に治療を始めてしまうと裁判沙汰に発展してしまうケースも過去にはあったようです

 

 

もしかしたら自由に診療ができる分、責任は重くのしかかってしまうのかもしれません😳

 

 

2つの資格の共通点は?

 

ここからは資格の共通点を紹介していきます!

 

大なり小なり通じるものがあるので確認してみましょう😙

 

 

国家資格

 

資格は二つとも国家資格になります

 

両方とも養成校で3年以上勉強することで国家試験の受験資格が与えられます

 

さらに言うなら、養成校のカリキュラムに実習が含まれているのも共通点ですね

 

 

⏬は国家試験の合格率ですが、そのほかにも実習で振り落とされる学生も結構多い印象です

 

 

理学療法士

第55回:86.4%

第56回:79.0%

第57回:79.6%

第58回:87.4%

第59回:89.2%(2024年)

引用:理学療法士 国家試験合格率

 

 

柔道整復師

第29回:66.0%

第30回:62.9%

第31回:49.6%

第32回:66.4%

第33回:57.3%

 

 

国家試験の合格率に関しては柔道整復師の方が低めですね😌

 

 

人対人の接客業

 

2つ目の共通点は人対人の接客業ということです

 

2つの資格とも1人でPCと向き合っていればいい仕事ではありません

 

患者さまや利用者さま、お客様がいてこそ成り立つ仕事です

 

仕事に慣れてくると、つい雑になってしまうことかもしれませんが、接客業ということは忘れないようにしましょう🤔

 

 

どっちも薄給

 

3つ目の特徴はどちらも薄給なことです

 

 

 

 

理学療法士の平均年収:430万円

引用:厚生労働省調べ  https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/167

 

 

柔道整復師の平均年収:430万円

引用:職業情報提供サイトjob tag

 

どちらも会社員の平均年収より大きく見劣りしますね

 

正直なところ、理学療法士は430万円に届かない職場も少なくないです😇

 

 

柔道整復師もそれは同じだとおもいます

 

働き方次第で年収UPも目指せるんでしょうが、どちらもまずは副業から始めてみるのはアリだと思います

 

 

ひよこ🐣のブログも副業の一部です

 

ひよこ🐣は文章を書くのが得意ではので「こんな読みにくいサイトよりうまく文章書けるわ」って思う方も多いでしょう😙

 

こんなサイトでも緩やかに収益化できているので、⏫のように思う方はぜひブログを始めるべきでしょう🙌

 

 

 

 

ConoHa WINGからひよこ🐣はブログを始めました!

今ブログを始めると、ConoHaサーバー「WINGバックプラン」が最大55%OFF

つまり、月額1,452円⇨660円〜の「超低リスク」でブログ運営を始められる大チャンスです!

 

 

  • この記事を書いた人

hiyoko@pt2

現役の理学療法士です ポンコツ理学療法士が1人前になるために勉強したことを発信します ◉分かりにくい脳血管疾患のあれこれ ◉転職・勉強会のすすめ 「教科書には書いていない嚙み砕いた知識」を発信します

-理学療法士の疑問