こんにちは!現役で理学療法士をしているひよこです🐣
理学療法士は飽和状態と言われるほど増えているのに、まだ⏫のようにマンパワーが足りない職場も少なくないです
人手が足りなくて業務量が多いと、就職や仕事を続けられるか不安になりますよね😂
って気になる方は、この記事を参考にして下さい!
この記事では以下の2点について記載しています。
・理学療法士が人手不足と言われる理由
・地域ごとの違い
・働きやすくするためにのポイント
一部では人手不足が問題視される理学療法士なので、仕事が辛い瞬間も少なからず存在します😱
どんな苦労があるかまとめた記事もあるので参考にして下さい🙌
理学療法士が人手不足と言われるのはなぜ?
理学療法士はなんで人手不足と言われるのでしょうか?
後述しますが、有資格者は年々増えているので、数だけなら人手不足と言われる要因は少ないはずなんですよね🤔
理学療法士の人数
理学療法士の人数は、2023年時点では192,327人です。
平成19年から平成29年の10年間で理学療法士は258%増えています
10年で有資格者が3倍になる職業は多くないと思います
なので、一部では理学療法士は飽和状態と言われています
実際、需要と供給は2026年ごろに逆転すると言われており、理学療法士が供給過多になると懸念されています
それでもなお、理学療法士は人手不足と言われることがあるのではないかとひよこ🐣は思っています
理由はこの後に説明していきますね🙌
離職率の高さ
医療機関で10.2%、介護福祉領域で18.8%が理学療法士の離職率です😎
引用:https://www.ptotjinzaibank.com/pt/tensyoku-column/post/risyokuritu/
病院より、デイや訪問リハの方が離職率は高いみたいですね
飲食・宿泊サービスの離職率26.9%と比較すると、少し低いかもですね
ですが、これも職場によりけりだと思います!
実際、体感は数字より離職率が高いので、職場の環境による影響は大きい気がしています
理学療法士は資格さえあれば、どこでも働くことができるので転職のハードルは非常に低い気がしています
なので、働きにくい職場だと離職率が高くなり、万年マンパワー不足となりやすいでしょう
働く領域の偏り
理学療法士が働く領域に偏りがあることが人手不足の一因でしょう。
令和3年の時点で理学療法士の数は192,327人とされています
引用:https://www.pt-ot-st.net/index.php/topics/detail/656
そのうち病院で働く理学療法士は、約半数だとされています
一方、介護保険分野で働く理学療法士は約1万人です
介護保険分野とは🤔
・介護認定を受けている方が対象となります
・疾患や日数の制限がないのが特徴です
・介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、デイサービス、訪問看護ステーションなどでのリハビリが該当します
つまり、理学療法士全体の50%が病院で働いているのに対して、介護保険分野では全体の5%程度しか理学療法士が働いていないわけですね
なので、分野や領域によってはマンパワーが足りなくなっていると考えられます🙄
リハビリ大国に比べるとまだ少ない
リハビリが盛んな国と比べると、日本の理学療法士の数はまだ少ないとされています。
アメリカやドイツが主なリハビリ大国ですね🙌
以下は人口10万人あたり理学療法士が何人いるかです
・日本:79.1人
・ヨーロッパ:89.5人
・北アメリカ:57.8人
・アフリカ:2.3人
人口比では日本はアメリカより充実しているように見えます
ですが、2019年時点ではアメリカが世界で1番理学療法士の数が多く、世界一のリハビリ大国と言えるでしょう
だいぶ増えていますが、日本の理学療法士数はまだ少ないのかもしれません
一方、理学療法士の数が1000名を下回る国が42カ国あって、世界的規模で見てみるとまだ十分な理学療法士はいないと思います😌
働く地域の差
働く地域の違いも人手不足に繋がっているでしょう
⏬は2024年3月時点の都道府県別の理学療法士協会会員数です
(退会している方も多いと思うので、実際はもう少し多いと思われます)
・東京都:10,628人
・北海道:7,293人
・秋田県:812人
・愛知県:7,156人
・香川県:1,323人
・沖縄県:1,902人
一部ですが、都道府県間の人数はかなり偏りがありそうですね😂
ちなみにですが、1番数が多いのが東京都、1番少ないのが秋田県でした
単純計算だと、東京には秋田の13倍の理学療法士がいる計算になります
さらに県庁所在地に人は集まるはずなので、地方の人手不足は容易に想像がつきますね😅
これから理学療法士はどう働けばいい?
少なからず人手不足が問題になっている事が説明出来たかと思います
では、それを踏まえてどう働くといいかまとめてみます!
激務には注意
理学療法士は体力的にも精神的にも激務になりがちです。
長時間勤務や重い患者さんの対応が続くと、身体に負担がかかります。
理学療法士は臨床以外の業務もまあまあ多いです
カルテ、計画書の作成、カンファレンス資料の作成、他職種への予後予測の提示、自宅環境の整備のための提案、退院時指導、転院時の添書の作成、研究活動、教育業務
⏫は診療以外の業務の1部です
この中でも特に、イレギュラーな書類系の業務が負担になる印象です
ましてやマンパワーが足りない職場なら業務量が更に増えてしまうでしょう
激務で働きにくい職場からはPTがすぐに辞めてしまいます
そしたら残っている人の業務量がもっと増えてしまいます
そんな職場を辞めていくのは優秀は人なんですよね😂
優秀な人は見切りも上手なんでしょうね🤔
⏬は皆さんに紹介しておきたい、PTOTSTネットの投稿です
・現在の勤め先では21単位が基本。
・就業時間の30〜20分前出勤、昼休憩のカルテ入力も当たり前。
・業務が終わっていない状況でもタイムカードを切るように命令されます。
更に、全リハビリスタッフ(管理者も含む)共通してリハビリ介入と実働時間にかなり差があります。
予定時間を5分ほど過ぎて訪室し、40分ほどリハビリ室で介入すると皆そろって病棟に戻って行きます。
不正請求や労働基準法違反を疑わざるを得ません
引用:https://www.pt-ot-st.net/index.php/bbs/detail/5789
投稿を見る限り、現場の働き方にかなり無理がありそうですね
そして当たり前ですが、リハビリの実施時間は守らないと違法です
実施時間を守らずに理学療法士免許取り消しになった事例もありますし、時間を守れないのはプロ・人として如何なものかと言うのがひよこの本音です
介護保険分野の方が給与はいいかも
病院で働く理学療法士よりも、介護保険を利用する訪問リハビリやデイサービスの分野で働く方が給与が高いこともあります。
理学療法士の平均月収:30万円
介護保険分野のPTの平均月収:35.4万円
調べてみると介護保険分野の方が給与面は優遇されていそうですね
働いている理学療法士の経験年数、母数の差はあると思いますが月5.4万円の差は大きいです💰😇
前述した通り、現在は介護保険分野の方が理学療法士の人手不足だと思うので、給与面も期待できるのかもです
ひよこの体感では15年目で35万円に到達出来れば結構優遇されている印象です🙄
そう考えると介護保険は希望がある分野かもしれませんね
しっかり副業のベースを作る
理学療法士としての仕事だけに依存せず、副業を持つことも一つの選択肢です。
というのも、理学療法士は昇進・昇給がしにくいからです
普通に生活すると、物価高・インフレの波に飲まれてどんどん生活がしんどくなってしまいます
生活を楽にするためには理学療法士としての給料UPよりも、副業でスモールビジネスを自分で始めるようが現実的かもしれません
副業禁止の職場も多いと思うので、バレにくいものをピックアップするとこんな感じだと思います🙌
・Webライター
・ブログ
・せどり
・SNS運用
これらが当てはまると思います
これらは副業バレしにくい、月数万円の利益が出せるポテンシャルがある、と言ったメリットがあります
ひよこ🐣もまだまだブログ初心者なので、生活が楽になるレベルでは稼げていません
(この記事書いている時点で月の収益はうまい棒1000本程度です🤔)